千葉市若葉区
子どもの才能が開花するリトミック 加山佳美です。
私は音楽教室でピアノとリトミックを指導しています。
6ヶ月の赤ちゃんからのリトミックを開講しています。
週1回、指導するだけではどうしても補えないのです。
「ご家庭で」どのように過ごしているのか?
主に、
「お母さん」はどうサポートされているのかが重要になって来ます。
そして、
サポートの仕方ももちろんですが、
「親と子」の関係、「親子関係の築き方」が重要です。
人間の子どもは生まれてから1年はお母さんが居ないと生きて行けません。
そもそも、母子の関係は強く、結ばれているはずなのです。
立ち上がったときの喜び、
歩き始めた時の喜び、
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やがて
自我や個性が芽生え、
「自分でやると言い出す」「子どもだましがきかない」
「時間がかかる」=「時間が無い」
色々な成長期をどのように捉えているでしょうか?
その子自身を見つめた時、イライラしなくなりますよ。
「子ども」が「自立」し始めても、まだまだ「お母さん」の元へかえって来ます。
公園で遊んでいて、今までは「一緒」じゃ無きゃダメだった子が
「一人で」遊び出した。
でも、振り返ってお母さんを見ます。
「大丈夫かな?」「行っていい?」
他の場面でも一緒です。
リトミックの活動でも一人で表現したい。
「良い?」と振り返ります。
その際に、必ず「目と目が合って、OKサイン」を送ってください。
いわゆる「アイコンタクト」です。
思いっきり「一人で」出来て、お母さんの元に帰って来たときは
出来たことに対して喜びましょう。お母さんの気持ちを表しましょう。
この繰返しで「子どもの愛情のバケツ」は少しずつ満たされていきます。
さらに子どもが成長して、「一人」での活動も増えた時、
お母さんは油断しないで下さい!
完全な自立では有りません。
子どもがいつ振り返っても
お母さんは目と目でしっかりOKサイン、
あるいはしっかりぎゅーっとハグする時も有っても良いでしょう。
もし
そのサインが出来なかったら・・・・・!!!!
一生懸命に頑張った所にお母さんが居たのに「見ていなかった」
頑張ったのにお母さんは嬉しくないの?
子どもはその一瞬で「自分は愛されていないんだ」
お母さんは自分んこと「好きじゃないんだ」
と誤解していきます。
今まで溜まって来た 愛情のバケツが一気に減ってしまいます。
これが俗にいう「赤ちゃん返り」です。
もし、これがちょうど3歳、幼稚園に上がる頃などでしたら、
元に戻るのは 倍以上の時間がかかります。
必ず原因があります。
*もうお兄ちゃんでしょ!
*もうすぐ3歳なんだからしっかりしなさい!
*幼稚園に行くんでしょ!
などと脅迫めいたことは逆効果です。
幼稚園・保育園に入ってからも、私は学校に入る前までは
たっぷりのスキンシップ、愛情をお母さんがしっかり表現する。
子どもが愛されている自覚をしっかり持てる様にする。
推奨しています。
これが「自己肯定感」です。
もちろん、社会性や協調性、ルールも理解し、育っていますので、
お外ではこうだよということも教えながらになります。
子どもが親に愛されて育つ「自己肯定感」。
大人は当たり前と思ってることが子どもからは全く違います。
子どもや赤ちゃんが、お母さんが目の前から居なくなって
大泣きするのは
「お母さんが自分から居なくなってしまった」と思っています。
言葉が分からない年齢の子どもにも説明しましょう。
言葉が分かって来た年齢の子にはもちろん、詳しく説明して上げて下さい。
親からの愛情をたっぷり確認し、
「自己肯定感」がしっかり育まれた子は「自信」と「勇気」を持って
何ごとにも取り組むことが出来ます。
人としてのベースになります。
赤ちゃんの頃だけでは無く、
就学前までは必須で
子どもの持っている「愛情」のバケツを満タンにしてあげて下さい。