子どもは楽しいことしか取り組まない?!?

幼児の特質

子どもは楽しいことしか取り組みません。

 

成長過程での特質で、

全てが「あそび」だと思っているからです。

 

靴をはく

食事をする

お片づけをする

など

大人から見ると

すぐふざける~

と感じる場面・・・

 

 

子どもはあそびながら学んでいます。

 

 

つまり、

「楽しいこと」には集中する

ということ。

 

 

年齢に合わせた楽しいこと

 

そして、オススメなのが、

「年齢や発達に合わせたこと」のちょっと先のできること

を環境として与えると成長が伸びます。

 

この様に「楽しいこと」しか取り組まない「幼児の成長」にぴったりなのが

「音楽」なのです。

 

 

「音楽」は本能的に大人でも誰もが心地よいと感じます。

 

カフェや歯科などで 心地よい音楽がかかっていますよね。

 

 

 

そして、音楽は多彩です。

(色々な音楽があるということ)

 

 

聴覚に優れている幼児は

多彩な音楽を聴き分ける能力を持っています。

 

 

 

そして、細かいことよりも身体全体で動くことを好みます。

これも発達上の特質。

 

 

テレビやショッピングモールで流れてくる音楽に乗って体を動かすのも

この特質のためです。

 

 

1歳だからこれしかできない

2歳だからこれしかできない

ではなく、

 

 

 

聴覚に優れた

赤ちゃんの年齢から「音楽」を聴き分けられるのですから、

 

その特徴を生かすと

 

1歳だからこれができる

2歳だからこれができる

となります。

 

 

「まだ早いので~」

というお母さんの知識は全く「勿体無いお話」で・・・

 

 

早い時期こそ、「音楽経験をするべき」なのです。

 

 

そして、そこに

子どもの一番大好きなお母さんが一緒にいれば

相乗効果も抜群です。

幼児の英語教室、体操教室、水泳教室に行っても

「音楽」がかかっていますよね。

 

お母さんと子どもの関係

人間の母子の関係

人間の赤ちゃんは「生理的早産」と言って

生まれてから一人では生きられません。

 

(馬の出産シーンなどあるように、生まれてからすぐに自力で生きていく動物もあります)

 

 

つまり、母と子はそもそも強い絆を持って生まれてきています。

 

 

生まれる前から聴いていたお母さんの「声」

お母さんを見つけ安心します。

 

子どもの「聴力」は優れています。

 

 

視力はそうでも無いのです。

 

子どもはお家の中で「声」で判断しています。

 

生まれてからお母さんと家の中で過ごす中で、

ほとんどの情報をお母さんから吸収し、学習しています。

 

 

泣いてもお母さんがすぐに来なければ大きな声で泣いたりするのです。

 

 

なので、お母さんは赤ちゃんが分かっていないだろうと思わずに、

たくさん語りかけると良いです。

 

 

「今、ミルク作ってるよ~」

「もうすぐパパが帰ってくるよ~」

「ママもご飯食べるね」

など。

 

 

 

聴こえているからです。

 

子どもは、

 

お母さんが自分に語りかけている

ニュアンス、声色で判断し、

心が安定します。

 

 

 

一方、

赤ちゃんが何もわからないだろうと、

お母さんが何も語りかけないと、

 

 

赤ちゃんも不安になり、

オギャオギャ~とどんどん大声になります。

 

 

生まれてからご家庭で過ごし、

リトミックのレッスンやベビーのレッスンにやっと親子でお出かけできる!

と思って

頑張って張り切って来たママの中でも、

 

 

「どうしよう」「うちの子大丈夫かな」

と不安が大きいママからは

その不安オーラ、子どもはすぐに察知します。

 

 

いつもママを見ているから

ママのことをよく知っているから。

 

 

特に抱っこしている場合、接着面が大きので

ママの心音のドキドキの変化で

子どももドキドキするのです。

「人見知り」もほとんどがこのパターンです。

 

 

 

お母さんが子どもに与える影響が大きいということです。

お母さんの愛情を確かに感じ、

子どもの心・情緒が安定すると、

子どもは興味を広げて生きます。

 

 

 

愛情が満たされないと、愛情が欲しくてなりません。

 

 

まずは親子関係をしっかり保つことが最優先です。

 

 

愛情をしっかり示す。

たくさん語りかける。

目を見てたくさんの表情が良いでしょう。

子どもの脳は3歳までに80%完成される!

子どもの脳の発達は早い

 

だんだんと育っていくイメージのある子ども。

 

 

身体はだんだん大きくなりますが、

実は成長は部分によってスピードは違ってきます。

 

 

例えば、運度神経がぐ~んと伸びるのは年長さん頃。

 

3歳くらいでサッカーを始めてもサッカーになってない!

みたいなことってありますよね。

 

 

一方で、

「脳」は3歳までに大人の80%つくられます。

 

 

神経系も同じで、乳幼児期にぐ~んと急カーブ。

 

乳幼児期に「脳」を刺激すると脳神経の組織が刺激され、

脳の回転が良くなる仕組みづくりが形成されるのです。

 

 

つまり、3歳までにどんな良い刺激を受けたかで

その子の「脳」が決まってくるのです。

 

 

  • 子どもの発達の過程について(3歳までの刺激)

脳の発達(スキャモンの成長曲線)

 

紫の線の「神経が脳」など が急激に成長します。

 

 

脳育ては3・7・10歳の節目ごとに変わります。

 

「考える脳」につながる育脳ポイントを各年齢でみていきましょう。

 

・0~3歳「脳の本能を育てる」

脳細胞がどんどん増え続ける3歳までの脳は、

まだ未熟で未完成です。

 

 

この時期にいくら英才教育をしても「考える脳」は育ちません。

 

 

大切なのは「知りたい」「自分でやりたい」「仲間でありたい」といった脳に備わっている

 

本能を生かしながら、

お母さんとの気持ちのこもった楽しい対話を通じて

 

「こころが伝わる脳」を育んでいくことです。

「感覚期」と言われます。

 

この頃に「楽しい」と感じる良い刺激がたくさんあると、

子どもの心がぐんぐん育ちます。

 

そして、大切なのは「愛情」

  • この時期に、特に親からの「愛情」を確かに感じられることがとても重要です。

「会話」だけではなく、スキンシップや遊びなども良いでしょう。

 

  • 五感を通しての遊び、脳が反応する遊び、親と一緒に楽しんだ記憶が刻まれます。
  • 「音感」にも敏感で吸収力も良いこの時期には「音楽」と一緒に触れ合ったり、言葉遊びをすると良いです。楽しさが倍増して心が満たされます。
  • 絵本で色々な世界を疑似体験すること、想像力、言葉、社会への繋がり、読んでくれた絆など様々な効果が有ります。

 

  • 1歳~2歳は言語の習得が著しいです。

リトミックってなんとなく良いって知ってる,何が良いの?

リトミックって??

スイスの作曲家 ダルクローズが考えた音楽教育法の一つです。

 

 

日本では幼児の習い事として注目されていますが、

元々は音楽学校の学生さんに着目して

ダルクローズが研究をした

大人まで充分勉強ができるのメソッドなのです。

 

なんとなく良いって知っている

「良いんだろうな」

「音楽は子どもにいいのよね」

「リトミックは良いと聞く」

など

 

 

なんとなく良いイメージはあるものの

詳しく「何がどう良いのか」を知っているお母様は少ないと思います。

 

 

なぜ良いのか?

それはダルクローズが「幼児期の聴力」に着目したからです。

 

 

音符が読め・ある程度練習して・淡々と演奏できる学生を見て

音楽を感じているのか?気持ちがこもっているのか?

 

 

その学生たちに

「音楽を聴く」という訓練をし、

自分の奏でる音を感じ・聴くことを

促しました。

 

 

そして、気がつきました。

ある程度年齢が大きくなった学生ではなく、

 

 

小さい年齢のうちから、

この聴覚訓練をした方が

効果があるのではないか?

 

 

その「聴覚」に着目したことが

日本で幼児にリトミックが広まっている理由の一つです。

 

 

 

子どもはだんだんに育っていくイメージがあるかもしれませんが、

心臓や神経系

大切なところは初めにつくられ、育ちます。

 

 

そして、その時期にしか育たないことも多いのです。

 

 

子どものうちの方が効果がある

子どものうちにしか育たないことがある

 

「音楽」はまさにそうなのです。

 

 

「脳の発達」についてはまた追記します。

 

 

そして、リトミックはダンスやお遊戯と違います。

 

 

幼稚園や保育園で

童謡に合わせて手を動かしたり、

お遊戯会で音楽に合わせて体を動かすこととは

同じではありません。

 

 

決められたことを一方的に模倣して、

いつも同じ動きをすることが

お遊戯やダンス。

 

 

 

リトミックは

その場で感じ・「自分で」反応して動きます。

 

 

「感じる」ということは「聴く」ということ

 

 

指導者の演奏から反応して動いていた身体は

やがて

聴力やダルクローズの言う「第六感」が育ち、

(霊感が良いなどの第六感とは違います)

 

 

全体や構成の把握、

次の予測が容易となり、

自分だったらもっとどうしたいか

と言う

 

 

「意思」「自我」「自主性」「意欲」が生まれます。

 

 

そして、それが自分の聴力と肉体の一致を実感できた時、

誰かに認められた時、

誰かと共有できた時、

さらなる喜びを感じ、

自信・勇気の源となるのです。

 

 

 

さらには

それが一番大好きな「お母さん」と一緒だった場合、

愛情も満たされるので

相乗効果が高くなるのです。

 

 

 

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