子どもの脳の発達は早い
だんだんと育っていくイメージのある子ども。
身体はだんだん大きくなりますが、
実は成長は部分によってスピードは違ってきます。
例えば、運度神経がぐ~んと伸びるのは年長さん頃。
3歳くらいでサッカーを始めてもサッカーになってない!
みたいなことってありますよね。
一方で、
「脳」は3歳までに大人の80%つくられます。
神経系も同じで、乳幼児期にぐ~んと急カーブ。
乳幼児期に「脳」を刺激すると脳神経の組織が刺激され、
脳の回転が良くなる仕組みづくりが形成されるのです。
つまり、3歳までにどんな良い刺激を受けたかで
その子の「脳」が決まってくるのです。
- ★子どもの発達の過程について(3歳までの刺激)
脳の発達(スキャモンの成長曲線)
紫の線の「神経が脳」など が急激に成長します。
脳育ては3・7・10歳の節目ごとに変わります。
「考える脳」につながる育脳ポイントを各年齢でみていきましょう。
・0~3歳「脳の本能を育てる」
脳細胞がどんどん増え続ける3歳までの脳は、
まだ未熟で未完成です。
この時期にいくら英才教育をしても「考える脳」は育ちません。
大切なのは「知りたい」「自分でやりたい」「仲間でありたい」といった脳に備わっている
本能を生かしながら、
お母さんとの気持ちのこもった楽しい対話を通じて
「こころが伝わる脳」を育んでいくことです。
「感覚期」と言われます。
この頃に「楽しい」と感じる良い刺激がたくさんあると、
子どもの心がぐんぐん育ちます。
そして、大切なのは「愛情」
- この時期に、特に親からの「愛情」を確かに感じられることがとても重要です。
「会話」だけではなく、スキンシップや遊びなども良いでしょう。
- 五感を通しての遊び、脳が反応する遊び、親と一緒に楽しんだ記憶が刻まれます。
- 「音感」にも敏感で吸収力も良いこの時期には「音楽」と一緒に触れ合ったり、言葉遊びをすると良いです。楽しさが倍増して心が満たされます。
- 絵本で色々な世界を疑似体験すること、想像力、言葉、社会への繋がり、読んでくれた絆など様々な効果が有ります。
- 1歳~2歳は言語の習得が著しいです。